その隙間に入り込む

「俺の身の回りは複雑怪奇なことばかりだ。このブログの中だけでいいんだ、シンプルにさせてくれ。」そんな隙間を求めてブログにやってきたサラリーマンです。simpleなモノをこよなく愛しアマゾンをさまよっています。ゲーム、モノ、ライフスタイルを中心にざっくばらんに書きます。

アマゾンの読み放題サービスは出版社と作家の利益を圧迫するのか?

www3.nhk.or.jp

 

【記事要約】

アマゾンは8月3日より国内の書籍や雑誌などの作品12万冊を電子書籍の利用で月額980円で読み放題となるサービスを開始した。
アマゾンの読み放題サービスとは、講談社や小学館などの大手をはじめ数百社が出版した国内の書籍、雑誌など12万冊、洋書120万冊を電子書籍で利用で出来るというものだ。ただし、一度にダウンロードできるのは10冊まで、11冊目を読むにはそれまでにダウンロードした中から一冊を削除しなければならない。
なお、出版社には読み放題の売り上げの一部が本の読まれた回数に応じて配分される仕組みになる。
このサービスの普及により、出版社や作家の利益が減ってしまうと懸念する声があがっている。

 

私が愛するアマゾン。。。またとんでもない○○放題サービスを開始しました。アマゾンはこれまでにも、映画、ビデオ、音楽などの利用し放題サービスをしていましたが、今回は電子書籍で読み放題サービスを開始しました。
電子書籍読み放題サービスは先行している会社も多くあります。例えばドコモやソフトバンクが月額500円前後でサービスをしています。しかし、読める書籍や雑誌が圧倒的にアマゾンのほうが多いので、国内の先行しているサービスは経営が厳しくなるでしょう。

 

私は1人の消費者として、このサービスを利用できるの嬉しく思います。一般的に消費者の多くは新たに利用できるサービスが増えれば、嬉しく思う人が多いです。一方でこのサービスを良く思わない人たちもいます。その人たちの多くは供給者で今回の場合は出版社や作家の方々になります。

なぜ、出版社や作家が良く思わないのか?それは、今までは安定的に得られていた利益が今後脅かされるからです。アマゾンで本が読み放題になれば、本の販売数が減って今まで通りの利益を得るのが難しくなると考えれます。しかし、今まで通りの利益を失うかもしれませんが新たな利益を生み出す可能性があると思います。この変化を既存の供給側は嫌う傾向にありますが、市場に大きな変革が起きている以上受け入れなければならないでしょう。この変化を受けて、出版社と作家の両面から利益について考えていこうと思います。

 

まず、出版社が新たな利益を生み出す可能性を考えていきます。

アマゾンの読み放題サービスの利用者が増えれば、電子書籍の利用者も増えます。それに伴い電子書籍を書く作家も増えると考えられます。電子書籍を出すのは簡単でアマゾンにて電子書籍を出版するサービスが使用できるからです。作家は、出版社を通さなくても電子書籍を出版できますが、より商品の質を高める為には、文章や構成、差し込む画像などを修正しなければならなくなるでしょう。この作業は出版社の得意とするところなのです。それらの修正は出版社が担当することで新たな利益を得られると思います。出版代行サービスを展開している会社もありましたので下記にご紹介します。

kindleotetudai.blogspot.jp

 

出版社は他にも利益を得られる可能性があります。
電子書籍は一度書かれてしまえば世界に販売することが出来ます。作家が書いた本を翻訳することでも利益を得られるでしょう。また、その逆で海外の本を日本語に訳すことも可能です。

コストを削減できるという方面からも利益を出せるでしょう。紙を使う必要がないので出版社が出している雑誌、本などを出すコストは大幅に減ります。印刷会社を経由する必要もないのでコスト削減になります。これによる利益も見込めるでしょう。

 

 

次に作家側の側面から考えていきます。

今まで作家が本を出すためには大きく分けて2つの方法があると思います。一つは自費出版でもう一つは出版社を通して販売するという方法です。自費で出版すれば、印刷や販売店の確保にコストがかかります。出版社を通せば、本の売上の一部を出版社に払わなけばならないのでコストがかかります。電子書籍で出版すれば上のコストはかからないでしょう。下記に電子書籍を書いた人を紹介いたします。

himazines.com

 

 

他にも、電子書籍で販売すれば、日本だけが市場ではありませんので、翻訳して海外の方にも多くの本を買ってもらうことが出来るでしょう。

 

 

以上のことからアマゾンの読み放題サービスは出版社と作家の利益を圧迫する可能性はありますが、多くの利益を生むチャンスにもなると思われます。デメリットばかり考えず、変化を受け入れ新たな利益を生む体制を整えちくことが重要かと思います。