その隙間に入り込む

「俺の身の回りは複雑怪奇なことばかりだ。このブログの中だけでいいんだ、シンプルにさせてくれ。」そんな隙間を求めてブログにやってきたサラリーマンです。simpleなモノをこよなく愛しアマゾンをさまよっています。ゲーム、モノ、ライフスタイルを中心にざっくばらんに書きます。

【アマゾンプライムビデオー天使のくれた時間】資本主義の限界を感じた1作。

 

こんばんはくろまつです。

最近は時間があればひたすらアマゾンプライムビデオで映画を見る生活です。
今日見た映画がとても印象に残る1作だったので忘れないうちにアウトプットします。

 

天使のくれた時間 [DVD]

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 ウォール街で成功し、豪華な暮らしをしていたジャック(ニコラス・ケイジ)はある日、突然、違う人生をおくっていた!目覚めるとそこは今まで見たことがない部屋。横には13年前に別れた恋人ケイト(ティア・レオーニ)が眠り、二人の子供のパパになっていた。 「その世界」でのジャックは現実とは全く違うタイヤセールスマンの平凡な夫。やがてジャックに、現実の世界へ戻る時が近づいてくるが…。

 

 

私たちにとって幸せとは何だろうか?宝物とは何だろうか?
そんな問いかけを、優しく語りかけてくる作品です。

現在私たちの多くが身を投じている資本主義社会は、財を生産することに特化した社会です。その結果は目的通り、以前の社会よりも多くの財を生み出し、少数の富める者と多数の中流階級、貧しい者を生み出しました。多くの財が増えたことによって、人口も増えました。資本主義社会はとどまることを知らず、今後も多くの財と多くの人口を生み出すことでしょう。

 

現在、いくつかの国で資本主義社会が成熟し壊れかけているように感じる。日本もその一つに数えて良いだろう。その背景として、多くの財を生み出すことに特化し続けた社会は大切なものを失っていたように思う。それを一言でいえば「幸せ」だろう。

毎日、自分の意ではなく、夜遅くまで働き、金を稼ぐ。何のためにお金を稼ぐのか、最低限のお金があれば満足なのになぜここまで働くのか。モノがない時代を生きた人にはわからないかもしれない。

しかし、時代は移り変わり現在の日本は物にあふれている。(それを手に入れられるか否かは別として)幸せな悩みだなと考えられるかもしれないが、現実にモノがあふれる。モノがあふれているにもかかわらず、この社会に多くの不幸な人がいるのは事実だ。現在の社会はより多くの財を持つものが幸せだとは限らない。むしろ多くの財を持つが故の悩みも多くあるだろう。【もちろん、貧しい人のほうが深刻な問題を抱えていることは多い。】

インターネットの普及により、多くの考えと物が共有できるようになった。自分で物を持たなくとも、世界にある物をシェアすることで満足することが出来る。多くの財を生み出すことよりもシェアすることで満足度を高めることができると気付き始めたのです。

こうなってしまえば、国内で生産する財を多くするよりも、より多くの財を共有し、財を生産するために使っていた時間をほかのことに充てるほうが幸せであると思う人が増えたように感じます。

 

 

さて私たちは誰と何を共有したいのか。資本主義の財を効率よく多く生産することへの疑問を感じざる負えない作品でした。