その隙間に入り込む

「俺の身の回りは複雑怪奇なことばかりだ。このブログの中だけでいいんだ、シンプルにさせてくれ。」そんな隙間を求めてブログにやってきたサラリーマンです。simpleなモノをこよなく愛しアマゾンをさまよっています。ゲーム、モノ、ライフスタイルを中心にざっくばらんに書きます。

「ぼくは猟師になった」作者の千松信也氏の生き方に新鮮さを感じた。

 

ぼくは猟師になった (新潮文庫)

ぼくは猟師になった (新潮文庫)

 

 ほほぅ。いやー。これがまた面白い。一瞬で引き込まれましたよ。

ちょっと立ち寄った本屋に平積み置かれていた一冊の本。

 

「ぼくは猟師になった」

 

たいていの本屋は、村上春樹氏や池井戸潤氏、伊坂幸太郎ら人気作家の本を置くであろう。

それが

千松信也氏の「ぼくは猟師になった」を置いていたわけです。

目を疑いましたよ。(笑)

マタギフェアとか猟師フェアとかそういうのを開催しているならまだしも、、、普通に置いてありましよ。あまりにも気になったので数ページ読みました。

 

いやー。これがまた面白い。一瞬で引き込まれましたよ。

作者の人柄や考え方にも好感が持てます。なんかちょっと上から目線ですいません。(笑)

ちょこっと作者についての紹介

作者の千松信也さんは1974年兵庫生まれ。幼少のころから生き物が好きで、将来獣医を目指す。しかし、研究や勉強に使われる動物(マウスなど)がわざと病気にされる姿を考えると獣医学部に進むのをためらう。そんな時、車にひかれて死んでいる猫を見て思う、「獣医には向いていない」。

そんなとき、ふと近所の本屋に立ち寄り柳田國男さんの「妖怪談義」を読んで進路を決定づけた。子供のころから親に言われていた妖怪の話。その妖怪についての研究があることを知り京都大学文学部に進学し民俗学を学ぶ。

大学在学時のアルバイト先の運送屋で猟師をしている人を見つけて、教えを乞う。その人から猟師のイロハを教わり大学卒業後に猟師になる。(アルバイトの運送屋も続ける)

 

妖怪談義 (講談社学術文庫)

妖怪談義 (講談社学術文庫)

 

ざっくりと作者について紹介しましたが、本書にはそういうところも詳しく書いてあります。

本書の内容は千松氏が送る猟師生活の内容が主となっており、猟の仕方、シカやイノシシのさばき方、獣の料理方法など多岐にわたります。実際に猟を行う人物が描くというのもあって臨場感がもろに伝わます。

私たちが普段対峙することのない世界、生のやりとりを垣間見ることが出来ます。

もしかしたら、現代人にはこうゆうような経験が足りないのかもしれません。

 

私自身、一度猟に参加したいと強く思わせられる作品でした。

 

 

けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然

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